学生が起業して失敗するありがちな10大原因【調べてみました】

 

大学生になると「起業しよう」
勢いのある人が結構いるものです。

ですが、学生が起業した会社は
実はそれほど成功率が高くありません。

人を集めてお金を集めて
「会社を存続するための軸」
作れないまま終わってしまったり。

エンジェル投資家といったいい人と
出会えたとしても
何か足りずに失敗してしまう。

今回は学生で起業を考えているみなさんに
よくありがちな失敗パターンにも繋がる
起業失敗の10大原因
を解説します。

  • 成功が当たり前だと思っている
  • 資金不足による事業の停滞
  • 学業との両立ができず立ち消え
  • 投資家との金銭トラブル
  • 安く見られてしまうから
  • 黒字化に向かう針路が見えていない
  • 人を引っ張る力の有無
  • 思い切った投資ができない
  • 売上や粗利益を考えていない
  • 才能ある人を巻き込めるかどうか

 

目次

成功が当たり前だと思っている

ガッツ

スティーブ・ジョブズ氏や
ホリエモンこと堀江貴文氏
ソフトバンクの孫正義氏
といった
学生起業家の成功者の有名人。

みなさんもよく知っているのでは?

でも、こうした成功者は
数多くいた学生起業家の中の
ほんの一部だけ
なんです。

「失敗して当たり前の世界」
そう思って成功するために一生懸命に
ならないと会社経営は
そう簡単に成功しません。

「成功することが当たり前」といった
態度で望めばいいアイデアがあっても
いい人材を集めても
お金があっても成功はできません。

 

資金不足による事業の停滞

事業をするにはお金が必要です。

その運転資金となる投資金が尽きれば
「これからなのに」という状況だろうが
会社をたたむことになります。

今ある資金以上のことをしようとしていないか?

この事業に必要な金額に達しているのか?

資金不足に陥ることは避けたいですね。

 

学業との両立ができず立ち消え

時間切れ

学生で起業することは簡単ではなく
学業との両立が大変になります。

留年をしたり中退をして
成功した有名人はいますが
同じ会社の人間である学生仲間の中には
「そこまで無理はできない」人もいるでしょう。

人がいなくなれば会社も成り立たなくなり
学業との両立が原因で
立ち消えすることもあります。

学生として起業するべきものなのか
よく考える必要はありそうですね。

 

投資家との金銭トラブル

投資家と言っても
お金を出すだけではありません。

会社のやり方に口を出して
みなさんを経営者として任せるつもりがない人
「悪い投資家」もいます。

そういった方から投資を受けてしまうと
金銭問題にまで発展して
存続に関わるケースも
珍しくありません。

投資金は「お金が貰える」わけではありませんから
起業家として投資家を見極める必要がある
ことも覚えておきましょう。

 

安く見られてしまうから

上から

学生起業家というだけで
社会からはナメて見られます。

例えば、「単価をもっと安くして欲しい」
といったことで無理難題を突きつけるわけです。

社会経験が乏しい学生では
こうした状況で正しい判断は難しいですよね。

 

黒字化に向かう針路が見えていない

失敗する学生企業のほとんどは
黒字化できないまま潰れてしまっています。

なぜか、それは黒字化の針路として
ハッキリとした計画が立っていないからです。

固定費などに圧迫されて
毎月資金が目減りしていくのを眺める。

黒字化できないと廃業に追い込まれる
ことを意識して計画を立てるべきでしょう。

 

人を引っ張る力の有無

パートナー03

学生で起業した場合には
人間関係で失敗してしまうこともあります。

運良く大企業の方と面会にこぎ着けても
ふざけた態度で仕事を取れなかったり
ビジネスパートナーに恵まれなかったり。

例え、上の立場の人であっても
自分のビジネスに引き込めるような
そういった交渉力も
起業成功に必要なカギ
だと言えます。

 

思い切った投資ができない

「計画通りにできなかった」
ということはよくあることです。

ですが、そこから何かを見出して
思い切った判断をできなければ
失敗のまま終わってしまいます。

時には資金の半分を投じるような
思い切った判断も必要になるでしょう。

窮地に陥った時に会社存続をかけた
判断力の有無
でも失敗する人と
成功する人の明暗がわかれます。

 

売上や粗利益を考えていない

学生が起業した会社では
売上もまともに見ていない
ずさんなところ
が少なくありません。

これでは売上をさらに上げたり
利益率を上げるような工夫も
見出すことが無いですよね。

経営する立場にいるなら
今の会社の状況を精査して
次の判断に繋げる努力を怠ってはいけません。

 

才能ある人を巻き込めるかどうか

パートナー04

起業は一人だけの力ではうまくいきません。

頼れるパートナーが必要です。

それは、同じ会社の身内にも必要ですし
取引先の起業の人も同じことです。

その中で才能のある人を巻き込んで
自分の会社の規模拡大に利用できるかどうか

成功者から学ぶべきポイントですね。

自分だけ自分たちだけで何とかすることが
必ずしもいいとは限りません。

 

学生の起業失敗の10大原因まとめ

今回紹介した10の原因は
あくまできっかけに過ぎません。

ずさんなやり方の結果出てきたほころびから
仲間との関係を悪くしたり
投資家を遠ざけてしまったり
失敗に失敗を重ねてしまうわけです。

無理に規模を大きくすることだけが
成功ではありませんから
今手元にあるものでできること
そこに全てを集中してみましょう。

失敗しやすいと言われる学生の起業も
成功する道が必ずどこかに
あるはずです。

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